【おすすめ】塾講師で働くメリット・デメリットまとめ
「塾講師って高時給だけど、一体どんな仕事をするんだろう?」
そんな疑問を持っている人にぜひ言いたいことは、塾講師はおすすめということです。
この記事を読めば、メリット・デメリットを分かりやすくまとめました。
バイトを決める前にまずは一度読んでみてください。
塾講師として働くメリット
給料が高額
バイトを探しているときに、他の職種と比べて明らかに高時給だなぁと思ってクリックすると、だいたいは塾講師でしたという経験はないですか?
飲食店などは最低賃金であることが多いですが、塾講師は大体最低賃金プラス200~400円くらいです。もちろん後に書くデメリットがあるためにこのような金額を提示されます。
多分塾講師をやる理由を聞いたら、お金が一番多いと思います。そんな人が先生なんて嫌だという人もいるでしょう。もちろん教えることが好きという人もいますし、履歴書にもそう書きます。
しかし、資本主義の世界なので、きれいごとだけでは生きていけません。
お金をもらうことが汚いことと考える必要はありません。メリットとして捉えて構わないと思います。
就活で役立つ
就活は面接だけと思っている方、要注意ですよ!
実は学力試験も行われます。それがSPIという共通試験です。こちらの参考書を、本屋さんで見たことありませんか?
企業の書類選考を通過するためには、このテストの点数も良くないといけません。問題を見ていただくと分かるのですが、内容は決して難しくありません。
いわゆる教養を確かめるための試験なので、専門科目の内容をテストするわけではないのです。そしてこのテストで出てくるのが、中高の数学の知識を問う問題です。
つまり、受験が終わってすぐの頃は数学ができたとしても、4年間ほったらかしにしてしまえば、就職が不利になってしまうということです。
そこで、自分の数学の知識を頭の中に留めるために、学生時代はその数学を生徒に教えるというわけです。
自分のためにもなる仕事って最高ですよね?
知的に思われる
大学で授業を受けに教室に入ったとき、とてもタイプな人がいたとします。その人を狙うために色々と作戦を考えるわけですが、塾講師という要素は即戦力になります。
なぜなら、自己紹介のときに立場が有利になることが多々あるからです。知的な人というのは、異性から人気があります(確かそうです)。そのため、作戦が立てやすいです。
例えば、普段はお茶らけている人が塾講師をしているとなると、その人はギャップ萌えという最大の武器を手にすることができます。
僕自身も塾講師なのですが、ギャップとして上手に活用できている人はモテているなぁと感じます。大学で彼氏・彼女が作りたいという方は、ぜひ自分の武器になるのでおすすめです。
分かりやすく説明する練習になる
まずはこちらの箇条書きをご覧ください。
- 友達に面白い話をしたのに全然面白さが伝わらない。
- 自分の考えが上手く伝えられなくて、親や友達と喧嘩になる。
- プレゼンが苦手
僕がこんな悩みを抱えて生きている方へ伝えたいのは、取り敢えず塾講師になろうということです。実は、僕が塾講師を始めたきっかけでもあります。
間違えても、「どうぜ僕は説明が下手だから、フリーランスのプログラマーにでもなろうかなぁ」なんて考えないでください。(フリーランスでも必要な能力です)
実は説明が上手いということは、生まれつきの才能ではありません。あなたの経験の蓄積で補われる後天的な能力なのです。
なぜ、自分の考えを伝えることが苦手になるのか?
その問題を解決するカギになるのは、「自分の話を聞いている相手に対してどんなことを考えているのか?」ということです。
話すことが苦手な人は、今自分がどう思われているのかということを考えすぎています。自分中心でお話をしているというわけです。それでは、上手く伝えることはできません。
話をするときは、相手のことを考えるというのが基本です。相手が今どんなことを考えているのか?自分の話を理解できているのか?というようなことです。これが感じ取れる人は説明も上手です。
さらに、こういったことは、質問をされなくても相手の行動や仕草から読み取ることができるようになります。とても便利な能力であることは、理解できたでしょうか?
ただ残念なことに、この能力は友達と呑気におしゃべりをしているだけでは身に付きません。そこで塾講師になるという選択肢があるのです。
バイトの度に生徒に説明の練習をすれば、上手にならないわけないです。自分の考えていることを相手に伝えることが得意になります。
自分の考えを論理的に伝える練習をしたい人におすすめです。
塾講師のデメリット
担任制だと融通が利かない
個別指導塾の場合、担当制の塾が多いです。理由としては、毎回違う先生が授業をすると、その子のペースがつかめないまま授業が終わってしまうからです。逆に担当制ではないと融通が利く代わりに、給料が安かったりします。
これは、融通が利かないというデメリットである代わりに、必ず同じシフトで入れるというメリットにもなります。このシフトをもとに大学の授業を決めることは、なしではないです。
「じゃあ、生徒がたくさん授業を入れたいって言ったら、自分の時間は無くなるの?」
こんな疑問が生まれるかもしれません。答えは、基本は自分で受け持ちますが、さすがに授業や実習のことは塾も対応してくれるという感じです。自分の定期テスト前もお願いをすれば大体大丈夫です。(実際に可能かどうかは面接のときに質問しましょう。)
また、受験生の授業を受け持っている人は、夏期講習など授業がめちゃくちゃ多いシーズンがあります。ただ、これに関しても何人かの先生が手伝ってくれるので安心してください。
担当制は面倒だと感じることもありますが、生徒との絆が生まれるので、バイトがより楽しくなります。また、毎回同じ生徒なので、緊張もしません。
自分の教え子を大切に育てるためと考えましょう。
スーツで出勤
これも面倒要素の一つです。スーツを着れば誰でもビシッと決まるので嫌いではないです。モテ要素でもあるでしょう。問題なのはそれを大学に着ていくということです。別に大学にスーツで通ってもモテません。TPO的におかしくなるだけです。
ちなみに、僕は授業のある日に一回も着ていったことは無いです。外で見ると確かにかっこいいですが、教室では多少浮いてしまいます。そして、何よりかたい素材なので、リラックスできません。(あくまで僕の意見)
スーツを授業で着るかということは、好き嫌いがあると思います。別に気にしないという人は、授業後にすぐバイトに行くことも可能になります。儲ける額もかなり上昇しますので、好きなほうを選んで下さい。
スーツ嫌いの方にも朗報があります。塾によってはスーツを置ける場所があったり、白衣を上から羽織るだけだったりするのです。自分が働きたいとこはどうなのか、ネットで調べたり、面接で聞いたりしましょう。
やることが多い
最後にして一番面倒なことは、これかもしれないです。塾で働くと、慣れないうちは結構忙しいです。
授業準備から始まり、1:2で授業を進め、最後に宿題を出してその日の出来栄えをまとめて提出します。授業後には終礼があるので、メモをとって次からの授業に反映させます。
詳しいことについては別の記事に書いているので、そちらを参考にしてください。
参考書が一冊でもあれば救われる
授業でやる内容決めることは大変そうだと思った方はその通りです。なぜなら、自分で授業を進めるということを、これまでの人生で経験したことがないからです。ただ、心配する必要はありません。
悩みの解決法は参考書です。まとめ本には要点だけをまとめてあるので、最初の方に分からいないと悩んだときは、それを参考に授業をすればいいからです。
お金がかかることはネックですが、1000~2000円なんて塾なら一瞬で稼げます。また、授業が上手だと指名を受けるようになります。(最後らへんは、週一のシフトで3人ほどいました)
また、バイトの面接では、ほとんどの場合英数国の中から2~3科目の学力テストが行われます。面接の前に参考書を一通り目を通せば、学力で落ちる心配は無くなるので安心です。
一冊に3年分の授業内容がまとまっている参考書を持っておきましょう。それが、今後の相棒になるはずです。国語は教えたことがないので、今回は数学と英語だけピックアップしました。
相棒一覧
数学
英語
マンガでおさらい中学英語 英文法マスター編 (中経☆コミックス)
他に自分に合いそうな参考書があれば、それを買うのも全然ありです。長く使うので良さげな本を選びましょう。
まとめ
最後までご覧いただきありがとうございます。
今回は塾講師を始めるか悩んでいる方への記事を書きました。
僕がこのバイトをやって思ったことは、めちゃくちゃ自分のためになるということです。
負担になるデメリットはありますが、それ以上にたくさんのメリットがあることは間違いないです。
悩むならぜひ一度やってみましょう!