外部の院試前に、どうやって過ごしたのかを暴露 【1~3週間前編】
大学院試験が近づくと、どうやって過ごしたらよいか分からなくなりませんか?
それなのに先輩に聞いてみても、勉強をしていたということしか分かりません。
この時期は受験生にとって重要なメンテナンス期間でもあります。
どうやって過ごしたかで合否が決まるといっても過言ではありません。
この時期に最後の追い込みをするには、勉強の方法だけでなく、体調管理も必要です。
この記事を読めば、試験当日に自分の力を余すことなく発揮できるようになるでしょう。
試験休みをもらおう
研究室をお休みする許可をもらう
三週間前くらいから研究のお休みをいただきましょう。これは基本の作業です。周りに受験をする人が少ないと知らないこともあると思ったので、一応手順を記しました。
大学院試験はみなさんの想像しているよりも遥かに勉強する範囲が多いです。効率化を行うこともできますが、時間はある程度かけなくてはいけません。そのためには、勉強する時間を自ら設ける必要があります。
研究を行う時間に厳しい先生もいらっしゃると思いますが、上手に説得をして試験休みをいただきましょう。
少なくとも二週間はほしいイメージです。
もしも研究室を休めなかったら
「そんなことあるの?」という感じですが、どれだけ説得しても応じてくれないブラック研究室と呼ばれる教室もあります。
その場合は研究室の滞在時間を減らすお願いをするなど、休みではない形で勉強時間を稼ぐのはどうでしょうか?休みももらえなかったし最悪という気持ちは分かりますが、絶対に受験は諦めないでください!別の手を考えましょう。
どうしても無理なときは、他の先生方に相談するのもありだと思います。
試験前はしっかり体調管理しよう
体調管理には万全を期すこと
当たり前のことですが、これが難しいのです。体調を崩せば勉強もできなくなります。勉強できなかった日数がそのままライバルとの差に繋がるので、気を使い過ぎということはないです。
大学院試験は夏にあるので、今回は夏場にやってしまいがちな体調を悪くする原因を紹介します。
冷たい飲み物を飲む
外が暑いので体を冷ますために、キンキンに冷えた飲み物を飲んでいる方は注意してください。冷たい飲み物はあなたの胃を疲れさせる原因になります。大学の授業を受けている人は知っていることですが、それでもやってしまうのです。
理由は僕もよく分かります。冷たいほうが美味しく感じるからですよね?
しかし、この飲み方は受験を終えるまでの間だけでもやめたほうがよいです。これを続けると夏バテの原因となって、食欲も減滅します。栄養不足になれば、勉強の効率も悪くなります。
ちなみに僕も冷たい飲み物が好きなので3週間前くらいまで飲んでました。そして見事に夏バテになったというわけです。これは結構後悔しました。受験前はただでさえ食欲がないので、頭がぼーっとしました。
そんなあなたにおススメなのが常温の水を飲むことです。モデルみたいなことするなって思うかもしれませんが、やれば分かります。朝食を見たときに食べようって気になります。昼食以降も同じです。
個人差はありますが、夏場なら1日1.5~2Lが目安だと思います。別にたくさん飲んだら頭が良くなるわけではないです。単純に喉が潤うだけです。毎日買いに行くのが面倒ならアマゾンに頼みましょう。元気があるなら安さが売りのドン・キホーテがおススメです。
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冷蔵庫には入れないでくださいね?
冷房に注意
熱中症になる可能性があるので冷房は大切ですが、節度があります。例えば寝ているときにガンガンかけると、寝始めは気持ちいいですが朝は凍えるくらい寒いときありますよね?体調を気にしながら設定温度にも気をかけてください。
気が付かないうちに風邪を引いてしまうことがあります。(実体験)僕は実家暮らしなのですが、夏場は朝から暑いので、毎朝父親が冷房をかけてくれます。朝に電源をつけてから二時間くらいして起床した僕は、見事に喉を傷めました。皆さんも気を付けてください。
さらに、外は暑いのに家は超涼しいという環境で勉強を続けていると、自律神経のバランスが乱れて、気分が悪くなったり、寝れなくなったりします。自分の体を知ることはテスト勉強の成果にもつながることを忘れないでください。
僕の感覚だと冷房が強いなぁと感じる日は食欲も少ないので、一番良いのは自分で温度調節をすることができるように備えることです。カフェが寒い場合はパーカーなど上着があると良いです。
毎日のルーティンが合格の秘訣(一番大切なこと)
僕のモーニングからのルーティン
YouTuberさんとは違っておしゃれ要素は一切なしです。本気で院試に挑んだ一人の青年の暮らしぶりを参考に皆さんも実生活を整えていきましょう。一つ一つのアクションに意味があります。このアクションを参考に自分のオリジナルルーティンを作ってください。(勉強時間は各自調節してください)
朝
まずは起きてから常温の水をコップ一杯飲みます。これは、寝ている間に汗などによって失われた体液を補うためです。また、消化器への刺激で交感神経を優位にします。
次に朝日を浴びましょう。これは強い光を浴びることで目を覚ますためです。脳に朝だということを教えて体内時計を整えます。僕は春からミニトマトを育てていたので、水やりをするためにも必然と外に出るようになりました。
そこから朝食です。朝食なしで勉強をすることは考えられません。朝食を食べるべきという説と食べない方がよいという説がこの世にはあります。ただ、僕の実体験として、朝食がめちゃくちゃ少なかった時の午前中の集中力はものすごく低かったです。
もし気になるならどちらも試してから自分にとって良かった方を採用してください。
ご飯のときにニュースは見ません。社会で起きていることに関心は持つべきですが、受験前は自分のことにだけ関心を持ってください。余裕ができるので、その分の記憶域を勉強に充てることが最善です。
僕は朝食の間クラシックや波の音を聴いていました。スマホでBluetoothをアレクサと繋ぐことで高音質の音楽を味わえます。アレクサ自身にも環境音が備わっています。
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朝はまず、30min×2の勉強をします。その後で、台所に向かいアイスコーヒーをコップに注ぎます。次の30min×2はこのコーヒーを飲みながら行いました。僕は、朝はこの時間が一番好きです。
アイスコーヒーを飲む理由としてはまず目覚まし効果です。カフェインを摂ることで朝からさわやかに勉強をこなすことができます。さらに、アイスコーヒーを飲む行為はカフェ気分を味わえるのでやる気も上がります。おススメルーティンの一つです。僕が今年からずっと飲んでいるアイスコーヒーはこちらです。
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昼
一日集中を継続させるために、昼からは適度に休憩をはさんでください。おすすめは、YouTubeなど動画を見てリラックスすることです。ヒトは笑うことでストレスを発散することができます。ストレスフリーの生活を心がけてください。
ここで注意したいのが、感動系、理不尽系(怒りを伴うような銀行員のドラマ)などのどのドラマを観ることは控えた方が良いです。
理由は、観ていると主人公になりきてしまい、見終わったときに疲れきってしまうからです。ワイドショーのような視聴者の怒りを引き出す番組もおすすめしないです。もし観たいなら、録画をしてテスト後にゆったりと怒りに浸りましょう。
夕方
夕方には筋トレやランニングをしましょう。一日中じっとしていて凝り固まった、頭と体がスッキリします。受験生と言えば、体力が低下するイメージですが、この状態は頭の活性が悪くなります。また、免疫も落ちてしまうため、体調不良の原因にもなります。
ランニングは2~3kmがおすすめです。また、筋トレは、次の日に筋肉痛になるような器具を使うものではなく、自重による負荷で十分です。YouTubeを見ればワークアウトというジャンルのトレーニングが山ほど出てきます。
運動部だった方にとって、この量の運動は物足りないかもしれません。しかし、運動のやり過ぎでも免疫力は低下するのです。つまり、運動が苦手な人は、体調管理もために、これ以下の量でも良いということです。
僕が使っているものに似たランニングシューズですが(ニューバランスで探したが見つからなかった)、まあまあ値段もするので、買わずに自分の運動靴でも十分だと思います。やる気を出したいという方はぜひチェックしてみてください。
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夜
「夜は暗記に徹する」
以上ですと言って終わってもいいくらい重要です。寝る前2時間くらいは暗記を重点的に行いましょう。寝る前の記憶が定着しやすいからです。ただ、覚えようと意気込むと目が覚めて眠れなくなってしまうので、軽く確認するくらいの心持ちで良いです。
ご飯は寝る3~4時間前までに食べ始めます。食べ終わってすぐは、眠りが浅くなってしまいます。咀嚼は全食事で心掛けるべきですが、夕食は特に意識しましょう。
お風呂には寝る1.5~2時間前に入りましょう。理由としては体温が冷めてくるくらいのときに眠くなるように出来ているからです。お風呂から出てから暗記を始め、スマホを封印するという流れがよいのではないでしょうか。
眠りに関しては有名な本があるので、詳しくはそちらをどうぞ
最後は睡眠で一日が終了です。
お疲れ様でした。また明日も頑張りましょう!
まとめ
最後までご覧いただきありがとうございます。
今回は院試前にどうやって過ごしたら良いのかを実際の体験をもとにお伝えしました。
朝起きてから、眠りにつくまで型にはめて学習することで効率が良くなります。
また、このルーティンがテスト直前に活躍するのです。
皆さんもぜひ試して、合格を勝ち取ってください。
苦手な英語を克服すれば武器になる!その方法をお伝えします。
「 他の科目は点数が取れるのに、英語のせいで志望校を変えないといけない。」
という人に、ぜひこの記事を読んでいただきたいです。
英語は文系理系を問わず必要な科目です。受験科目にはほとんどの割合で含まれており、また大学に入学後も授業があります。そのため、英語が苦手なのはかなりの痛手を負っているということです。
しかし、英語が苦手という方は案外多いのではないでしょうか?僕も英語が苦手な人間の一人でした。
そんな僕が一体どんな勉強をして英語を得意科目にしたのか?
この記事を読んであなたも英語を得意科目にしましょう。
僕は中学生の頃から英語は苦手でした
みんな同じスタートラインにいるはずなのに
中学生の頃から英語が苦手でした。
他の科目とは違って、英語は中学生から本格的にスタートする科目です。
そのため、英会話スクールに通っていた人たちを除き、ほとんどすべての人間は同じスタートラインに立っているわけです。これは普通に考えるとフェアな状態です。
なぜなら、算数・国語は小学校から塾に通っていて差はついていても、英語の差はついていなのです。
しかし、スタートしてすぐに気が付いたこと、それは
「英語の勉強の仕方が全然分からない。」
日本語だけで育った人間に異国語を勉強しろと言われても、どうやるのか知らないなかったら対策のしようがないのです。当時は公文に通っていたので、リスニングや英文法については学んではいましたが、疑問は増えていくばかりでした。
最大の敵→長文読解
さらに、中学の後半に差し掛かり、長文読解が出てくると僕の頭はパンク寸前になります。この頃は、集団の塾に通うようになり、英語の授業も週2で学んでいましたが、それでも読めるようにはなりませんでした。
長文読解において点数を上げる方法について、塾で同じクラスだった友達も知りたがっていました。もちろん先生にその答えを聞きに行きました。どうやれば、長文が読めるようになり、点数が上がるのか?
答えはいたってシンプルで、
「たくさんの長文を読んで、復習することです。」
というものでした。この回答、皆さんも聞いたことありますか?
残念なことに、この言葉に従って英語の勉強をし、中学を卒業しましたが、結局自分の英語の能力は目標から程遠いものでした。
実際に英語は苦手な人が多い
塾での英語の特別講座
中学生の頃の話に戻りますが、僕とその友達はやはり英語の伸びは悪かったです。受験までにたくさんの長文を解きましたがなぜか改善されないのです。僕たちは他の科目はまあまあ成績がよく、合格の見込みは十分あったのですが、英語が足かせとなっていました。
受験日が近づくと英語の先生が本気を出しました。英語の問題を授業時間外で解く裏講座が開講されたのです。同じ高校を受ける予定だった人たちがその授業に参加することになりました。しかし、僕はそれには参加しなかったのです。
英語は読めば伸びるのに、僕はその授業に参加する勇気がありませんでした。なぜなら、他の科目を伸ばさないといけなく、英語だけに時間をかけることが怖かったのです。そして何よりも、英語の勉強法に対する不信感がありました。
「本当にたくさん読んだら点数が上がるのか?」
こんな疑いがピークに達していたのです。そしてこの疑いは現実になりました。
結局、その友達は高校入試に落ちたのです。英語の伸びも僕とあまり変わらない感じでした。
このときに出した結論は、長文をたくさん読んで復習するだけでは思うように点数が伸びないということです。
「では、どうしたら良いのか?」
この答えを知りたかったのですが、僕の知ってる知識には英語を克服する手段はありませんでした。どうすることもできないまま、僕は高校最初のテストを受けたのです。
高校でも英語の点数は低いまま
英語の勉強は中学の時から続けてきました。もちろん、簡単な文章は読めるようになったのですが、ある一定の難易度を超えるとどうしても読むことができないのです。
このときの感覚としては、文章がまるで風景の一部のように感じました。読む読まないというレベルではなく、そもそも文章が頭に入ってこないのです。このままでは一生英語で低い点数を取ることになってしまう、そう感じて再び入塾することを決意しました。
苦手を克服した勉強法
苦手を克服するには?
これまで英語で負け続きの僕は、この入塾をきっかけに英語を伸ばしたいという思いがありました。その願いを叶えるために心掛けたことは、ただ1つです。
「もう一度英語についてのアドバイスをもらい、それを三年間やり通そう!」
もちろんまた点数が伸びないかもしれないというリスクはありました。されど、不安のせいで迷っているままでは、無駄な寄り道をしてしまい上手くいかないことも知っていたのです。信じるしか道はないと考えました。
そこの先生に教えられた英語の勉強法は、英単語と英文法をまずは勉強すること。これはこれまで言われていたことなので、やはり大切なのかというれべるでした。
ブレイクスルー総合英語―Breakthrough Upgraded
しかし、最終兵器とも言える3つ目の方法は、にわかには信じがたい内容でした。それは
「とにかく長文を何度も音読すること!」
この勉強法を聞いて僕にはいくつかの疑問が生まれました。
- 同じ文章を読んで成長につながるのか?(違う文章の方が良いのでは?)
- 音読に何の意味があるのか?
- この人の言うこと信じて大丈夫?
そんなことを思いつつも先生や英語で高得点を取っている先輩たちは、口を揃えて音読が大切というので、僕は英語の勉強の80%以上を音読に費やすことにしました。
音読を3年間続けて起きた変化
とにかく音読をいち早く始めないといけなかったので、僕は早急に音読教材を探しました。そのとき、選んだのが「速読英単語」という単語帳です。こちらの単語帳を、僕の高校生活の相棒にしました。
速読英単語 必修編[改訂第7版] (Z会文章の中で覚える大学受験英単語シリーズ)
この単語帳が他の単語帳とは変わっている点は、単語帳なのに長文が主役の参考書ということです。英文の中に覚えるべき単語が含まれており、その近くには派生語もあります。
つまり、英単語はこれ一冊で十分で、さらに長文読解の勉強まで行うことができる優れものというわけです。極めつけは付属のCDです。これを聴いて音を確かめつつ、音読を行うことができます。リスニングの練習にもなるということです。
この速単を使った音読練習で果たしてどれだけの成長をしたのか?
センター試験結果発表
結果:高校一年生の最初の模試では英語は70点ほどしか取れませんでした。→センター試験試験当日、最終的に取れた点数はなんと190点
あり得ないくらいの成長ぶりですがまぐれではありません。高校三年生の模試では夏ごろから160点を超えるようになり、当日は試験を解きながら余裕だと感じていました。
「苦手な英語の克服方法は音読である。」
この教えが証明された瞬間です。もちろん個人差はありますが、僕と同じ塾の友達で超難関校に合格している人たちも皆音読をして点数を伸ばしていたので、かなりの確率で点数が伸ばせることは間違いないです。
この期間に変化した英語に対する感覚としては、
- 難しい単語があっても読める。
- 日本語の文章を読んでいるみたい。
- 英語の長文を読むことが楽しい
音読がすべてを変えてくれました。
僕の相棒はこちらです。何種類か仲間がいますが、この一冊で十分です。英語を極めてみたいという方にはその仲間もチェックしてみてください。
皆さん最後までご覧いただきありがとうございます。
今回の記事のまとめとしては、
「たくさん文章を読んでいるのに、一向に英語ができるようにならない」
その悩みが音読をすることによって解決できるかもしれないということをお伝えしました。
頑張っているのに伸びない方はぜひ音読を試してください。
【忘却曲線は暗記に役立つ?】高校の定期テストで実際に試して失敗した話
忘却曲線という言葉をご存じでしょうか?
正確ではありませんが、簡単に言うと塾や学校の先生が教えてくれる記憶の方法のようなものです。
この記事を読めば、忘却曲線を利用した暗記法について理解が深まることは間違いないです。
メカニズムが分かれば、あなたの記憶力が跳ね上がることは間違いないはずですが、
皆さんはこんな疑問を抱いていると思います。
「よく聞くけど、本当に効果あるのかな?」
僕は塾の先生の言葉を信じて、実際に高校二年生の期末試験のときに試したことがあります。今回はそのときのお話です。
最後にどんでん返しが巻き起こるので、注意して読み進めてください。
忘却曲線に基づいて勉強してみた (どんな風に進めたのか?)
そもそも忘却曲線とは?
忘却曲線については、こちらの記事で触れていますので分からない方は確認してください。ざっくり言うとタイミングよく復習をするという方法です。
https://blog.hatena.ne.jp/nobunostudy/nobunostudy.hatenablog.com/edit?entry=26006613624036332
この記事では忘却曲線を主人公にして話を進めていきます。
なぜ試そうと思ったのか?
それでは本題に移りますが、そもそも何でやったことない暗記法をわざわざやったのかという話から進めていきます。
この暗記をするきっかけになったのは、僕が高校一年生のときです。
映像授業に特化したある塾に通っていたのですが、そこの元塾長に教えてもらいました。
「あれ、題名に失敗したって書いてあるし、この人詐欺する人なの?」
って思った心のきれいな皆さんすみません。最後まで読めば一件落着なので、落ち着いて読んでください。
その元塾長は僕に色々な勉強のアドバイスをくれました。そのアドバイスに沿って成功したり失敗したりしたので、そのことは後日書きます。
その人が塾を去り、約一年が経過した頃、僕は成績の伸び悩みという沼にはまります。
一年生の頃から塾に通っていた僕は、じわじわと順位を上げることができていました。
しかし、等々来るとこまで来たという感じで順位の上昇が停滞したのです。
この伸びない成績って地味に恐怖や不安を感じませんか?
このままいくとあまりいい大学にも行けなそうだなぁと悟った僕はあの方法を思い出しました。
「あ、忘却曲線の暗記法でも真似しようっと」
そんなノリで、まさか修羅の道に進んでいるとは思いもしませんでした。
暗記法で自分に課したルール
ここで実際にどんな感じで進めたのか、そのルールを説明します。
まず期末テストだったので、主要5科目を復習していきました。
もちろん副教科もある訳ですが、察してください。
量が多いので、副教科のフォローはしませんでした。
主要5科目の暗記の手順は以下の通りです。
- 授業後に軽く復習 (グラフには無いが、先生たちがその日のうちに復習と言っていたので、素直に従った。)
- 1~2日後に同じ部分を復習
- 約1週間後(土日にまとめて)軽く復習
- これを中間テストが終わってから、期末テストまでの約一ヶ月間実施
- なお、本来は一か月後にさらに復習することになっているが、期間が短いので、テスト前にさらに復習+テスト対策する
結果発表!
二学期中間テスト(5科目):クラス順位23位
↓
二学期期末テスト(5科目):クラス順位26位
*副教科は特別な対策をしていないので除外
*記憶が少しあいまいですが、確かこんな感じ
「なんでやねん!」
副教科はみんな受けているのに、5科目平均の順位がむしろ下がりました。
これは僕が勉強をサボっていた訳ではないことは明白です。
なぜ、効率のいいはずの暗記法をやったのに失敗したの?
これが僕の中の疑問です。
これを解決しないと点数は上がりません。
こんなことではへこたれない僕は自己分析をして次につなげました。
なぜ失敗したのか
僕自身の分析結果
「結局、点数伸びないのかい。」
そんなことを皆さんは思っているでしょうか。
すみません。
分析をした結果、次のようなことが分かりました。
- 期間が長くて、気が緩んでいた。
- 覚えるという気持ちになっていなかった。
- 復習に気を取られ、問題演習が不十分だった。
期間が長くて、気が緩んでいた。
僕はこれまで三週間前から対策をしたことはあったものの、それ以上の時間をかけたことはありませんでした。
その状況で思ったことは、
「時間あり過ぎるし、テスト余裕だわ。」
という今考えるとおバカだと感じるような心持ち。
この状態で点数が伸びるとは思えません。
覚えるという気持ちになっていなかった。
「復習は今日やったとこをサラッと見るだけでも違うよ。」
そんな甘い言葉を聞かされたことが何度あることか。
もちろんその通りにしました。
言う通りサラッと復習しながら、本当に意味があるのだろうかと考えていましたが、意味なかったです。
復習に気を取られ、問題演習が不十分だった。
皆さんが本当にやりたくない理由って、復習する量が膨大だからですよね?
はっきり言って、途中から結構やることが面倒になりました。
理由としては、日を追うごとにやることが増えていくからです。
しかし、一日にかけることができる勉強時間は決まっているので、その日に復習する内容はどんどんと薄くなっていきます。
最後はこんな勉強は意味あるのかというくらいまでになりました。(結局意味なかったです)
正しい方法を解説
定期テストではおすすめしません
先ほどの失敗を踏まえて、実際に行うときはどうやって試したらよいのかお伝えします。
まず、この暗記法は定期テストではおすすめではありません。
なぜなら、人は期限ギリギリにならないと、集中することができないからです。
やってみたら分かると思いますが、期限のない勉強というのはストレスフリーです。
人は負荷をかけることで成長するのでこの状況では成長できません。
定期テストまで時間をずっと緊張感をもってできるのであれば、まだやってみてもいいです。
ただ、そんなことよりも、僕は数学や物理などの問題演習をやっておいた方が役に立つと思います。
数学をサクッと演習するならこちら
受験勉強のときに活用しよう
この暗記法は受験のときにやってください。
そう教える理由を説明します。
まず、緊張感をもって勉強をしているので、効率がよいことです。
テスト結果は「成績トップで推薦をもらいたいです。」という人たち以外にとって意味のない数字です。これから先、何の役にも立たないでしょう。
それならば、演習をして、受験に備えておこうという話です。
また、この暗記法は一か月二か月と時を追うごとに効果を発揮します。そのため、一年をかけて準備する受験にはもってこいの方法なのです。
まずは暗記教材を準備
特に暗記科目や英単語で活用しましょう。
日本史・世界史にはこちら
英単語はこれ一冊で十分戦えます。
コツは負荷をかけ過ぎないこと
この方法の弱点は、日を追うと辛くなるシステムであるということです。
勉強は明日も頑張ろうと思えることで、継続されます。
明日の方が辛いと分かっている勉強ってどうですか?
やりたくないですよね?
なので、この方法で覚えることは普段の暗記では足りなかった、少数の単語だけにとどめましょう。
つまりは、暗記の最後の砦として活用するのです。
受験勉強は暗記だけで乗り切れるわけではありません。
そのため、いつまでも単語暗記に時間を割くわけにはいかないでしょう。
効率よく暗記を進めることで、ライバルに戦略勝ちしましょう!
まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございました。
今回はなぜテスト勉強に生かせなかったかお伝えしました。
緊張感をもち、仕事量を少量に留めることが極意です。
結論としては有効活用するべきだと思っていますので、みなさんも是非挑戦してください。
【暗記】予習復習はなぜ必要なのか?分かりやすく解説
学校や塾の先生が言う予習復習、知ってはいるけど面倒くさくて試したことがないという人がほとんどでしょう。
皆さんが思っていることは恐らくこうです。
「どうせ忘れるのだから、予習復習はしないで、テスト前だけ勉強すれば良くない?」
今回はこの疑問の解消をしようと思います。
忘れてしまうことを頑張って覚えることは、モチベーションも上がりません。
僕も面倒だと思っていた人間の一人でしたが、塾講師になって立場が変わり、色々なことが分かってきました。
今回は予習復習なぜ必要なのかと、効率的な方法についてお伝えします。
予習復習はなぜ必要なのか?
予習復習は効率が良い学習方法(まずは復習に注目)
結論を先に言ってしまうと、効率が良いから予習復習がおすすめです。
しかし、そんなことは先生から聞いているので、皆さんはこう思うでしょう。
「効率が良いってどれくらいなんだよ」
そんな疑問に答えるために、ある興味深いデータに目を通してみましょう。
これは忘却曲線というグラフです。
皆さんはこのグラフをご存じでしょうか?
エビング・ハウスという心理学者が導いた、経過時間によって消えていく記憶の割合を可視化したものです。(この人の名前は知らなかった)
このグラフからは、勉強のやる気がなくなる事実が分かります。
なんと人間というのは一日で40%も忘れてしまうのです。
「昨日授業で習ったのにもう全然覚えていないし最悪」
こんなことを思うことがあるかもしれませんが、記憶の消失で困っているのはあなただけではないのです。
決してスペックが低いからということではありません。
最適な復習の流れ
そして落ち込むことはまだ早いですよ。
この曲線はただ勉強のやる気を削ぐだけの曲線ではありません。
実は、復習をタイミング良く行えば、記憶がめちゃくちゃ定着するメガ進化の可能性を秘めているのです。
進化の具体的な内容としては、2日後、1週間後、1か月後、2か月後に復習をすることで、忘れにくいしっかりとした記憶が手に入るというものです。
つまりこのスパンで思い出す作業を挟むことがカギです。
逆に復習をしないで、週に一回しかない科目や授業では、次に会う頃にはほとんどの記憶がなくなっているのです。
忘れていることを思い出す授業をしていると、永遠に同じ部分を繰り返すだけで先に進むことはなくなってしまいます。
宿題は出さないで欲しいですか?
なんとかして、次の授業まで記憶を留めていてほしい。
そこで登場するのが宿題というわけです。
「授業でうるさくして言うことを聞かないから出します。」
という鬼のような先生もたまに存在しますが、すべての先生が鬼であるということはありません。
ほとんどの先生は授業で生徒が付いて来られるように宿題を出しています。(もちろん成績をつけるためでもあります。)
ただ、この忘却曲線を宿題でカバーするというのは簡単なことではありません。僕は塾で授業をしていましたが、教えている生徒の大半は
1.塾から帰ってすぐに終わらせる。
2.次の週の塾に行く直前に適当に解く
3.そもそもやらない
の3パターンに分かれます。(ちなみに小学生の頃の僕は2番目のパターンでした。)
これまでをまとめると宿題が記憶の要というわけですが、授業を受けている生徒がちゃんと計画を立てて解いているのでしょうか?
いいえ、宿題は先生たちの思っているほど役に立っていないのです。
これを読んでくれている皆さんは、ぜひ効率よく勉強を進めましょう。
詳しい方法についてはこの記事の後半を見てください。
予習復習は毎日やるべき?
予習復習をしなさいと言う先生達
さらに、多くの先生達は言います。
「毎日授業後に復習をして、授業前日に予習をしなさい。」
復習は先ほど述べた理由ですが、予習に関しては、内容が頭にあると授業で習うことが頭に入りやすく、理解がしやすくなります。
ここまでは理論だけを考慮して話を進めてきました。しかし、読んでみて実際にやってみようと思った方は一体何人いるでしょうか。
ほとんどの人はこう考えるはずです。
「そんな時間は部活をやっているのでありません。」
それを聞いた先生たちは、言い返すでしょう。
「時間ないって言っているけど、ゲームとかスマホで遊んでいる間にできるでしょうが!とにかく、予習復習は必ずしなさい!」
もちろん先生たちの言っていることは間違っていません。正論中の正論です。
しかし、僕は疑問に思うのです。
「じゃあ、あなたたち(先生)は中高時代に予習復習を欠かさずにやっていたのですか?」
これを言うと成績が下げられるので言ってはいけませんが、恐らく本当に予習復習きっちりしていた先生はほとんどいないと考えています。
そもそも主要科目5科目の予習に絞ったとしても、毎日授業と部活がある中で、「どうやってこなすんだ?」と思います。
毎日の予習復習の辛さ、自由時間が減ることのストレスを知っている先生はどれくらい存在するのでしょうか?
だからこそ、無理難題を時間のない生徒に押し付けてしまうと思っています。
僕の意見としては、「予習復習は絶対ではない」と考えています。
なぜそう考えているのか?ここからは、どうやったらこの記憶の仕組みを使って効率よく勉強できるのかについてお伝えします。
予習復習は無理してやらなくてもいい(一番伝えたいこと)
「皆さん、予習復習は無理してやらなくてもいいです。」
学生時代の時間というのはとても貴重です。何に使うのかは自分で決めましょう!
予習復習に無理してこだわる必要は無いです。
結局勉強のやる気なんて言うのは無理やり勉強をさせられたところで上がるわけがありません。
勉強が好きになったなら、その日から予習復習をきっちりとこなせばいいです。
もちろん、進学に成績は必要ですし、このサイトはのぶの勉強部屋です。
最後は勉強について少し違った角度でお話しして終わりましょう。
無駄な勉強(辛い勉強)はやめよう!
僕からは無駄な勉強時間を減らして、効率よく成績を上げる方法をお伝えします。
「予習復習は大切なのに無理しなくていいってどういうこと?」
これまでの文章を読んできてそう思ったでしょう。
結論としては、予習はおまけ 基本は主要科目(2科目)の復習です。
「結局先生たちと同じことを言っているじゃないか」
と思う方もいるかもしれませんが、僕も先生という立場を経験しています。そのため、予習復習の重要さが十分身に染みています。
記憶が定着していない子の授業を進めることは、至難の業なのです。
逆を言えば、予習復習は授業をスムーズに理解でき、勉強が楽しめます。
僕が勉強を教えるときに大切にするのが、この楽しいという感覚です。
勉強が分からないから嫌いになるのであって、分かれば急に楽しくなります。
この感覚を知ってもらいたいので、この結論に至りました。
もちろん、このままでは結局同じことを言っているので、他の先生達と僕の違う点について2つ解説します。
予習は重要度の低いおまけ
1つ目は、予習は好きな科目もしくは興味のある科目だけでよく、やらなくてもあまり問題はないということです。
「そもそも勉強好きじゃなかったら予習なんてしないだろ。」
と僕は思っています。予習できる人は勉強には困らないので、好きに勉強をすればいいのです。
勉強が苦手な子にそんな苦行を強いる必要はないです。まずは、勉強する習慣がつけば満点であると思います。
しかし、勘違いをしてもらいたくないのは、いつまでもそのような扱いを受けられるわけではないということです。
資本主義の世の中、お金をある程度稼がないと生きてくことはできません。
そして稼ぐチャンスは勉強をした人間もしくは挑戦をした人間ほど与えられるように出来ています。
厳しい世界です。
特に高校生は学習する内容のレベルも上がり、ついていくのが困難になります。勉強嫌いを脱出するには、予習復習が欠かせません。
残念ながら一人で勉強のマネジメントを行うことは難しいと思います。もし、塾に行っていないのであれば、ぜひ通うことをお勧めします。
塾は無理なく教えてくれるので、気づかぬうちに予習に突入します。そうすれば、授業の理解もスムーズになるでしょう。
テストでいい点数が取れると、勉強がいつの間にか好きになるはずです。
復習はターゲットを絞ろう
そして二つ目の復習ですが、僕は科目を絞り、まずは数学と英語にターゲットを定めるべきであると考えています。
余裕があったり、やる気があったりするなら、さらに国語・社会・理科も復習すればいいと思います。
もちろん、学校や塾ではどの科目の先生も復習をしなさいと言います。しかし、たくさんのやることリストを背負って破滅してしまえば本末転倒です。まずは、本当に大切な科目の復習をこなしましょう。
では、なぜこの二科目を選んだのかについてお伝えします。
まず、理由の一つとしてこの二つは授業数が他と比べて多く、学習することも多いということが挙げられます。進む速さが早いから復習をしてバックアップをするという当たり前のことです。
もう一つは単語や式の暗記をするだけで点数が上がらないということです。外国語の習得には3000時間かかるといわれています。単語を100個や200個覚えたことで何の足しにもならないでしょう。
英語はやることが多い
単語だけでなく、文法、和文英訳、英文和訳、文章読解、会話など学ぶべき内容は山ほどあります。
英語は文系理系問わず必要な科目であり、また大人になってからも学ぶ機会があります。そのため、参考書もそれに比例してたくさん存在します。
これを端から端まで試していてはきりがありません。自分の相棒を決めたら、卒業まで使い続けるつもりで購入しましょう。
復習に必要な教材について、迷ってしまって選べない方がいれば、ぜひこの中から自分の相棒を決めてみてください。
単語はこちら(単語が厳選されているので効率よく点数を上げられます。)
文法書はこちら(シンプルで使いやすい)
とてもシンプルですが、内容が濃く使いやすいので、僕は大学生になった今でも使っています。
まずはこの仲間と英語学習を共にすることをおすすめします。
数学は伸びるまでが長い
僕は数学が苦手な科目の1位になると思っています。皆さんはどうですか?
その理由としては式を覚えているのに、全然問題が解けなかったり、公式が似ていてどれがどれだか分からなくなったりするなど、理由はたくさんあります。
数学の基本は
公式暗記と問題演習に限ります。
問題集と言えばチャート式が有名です。
問題量も多く、難しいことがメリットの問題集です。
数学でしっかりと点数を稼ぎたい方は、これを解いて授業の復習をしましょう。
実は僕も上の青チャートを解いていましたが、量が多かったせいで受験日までに追い込みが間に合わないという悲劇がありました。
そのため、数学があまり好きじゃないという方にはこちらをおすすめします。サクシードは僕の高校生活を支えてくれた問題集です。
最後までご覧いただきありがとうございます。今回は予習復習が大切なのかということから始まり、そのポイントについて解説していきました。
今まで勉強のやる気が起きなかったけど、少しはやってみるかと心に変化が生まれた方が一人でもいると嬉しいです。
勉強はできれば楽しくなります。
まずは復習を中心に頑張ってください。
【必見】実際に使っている、自宅の勉強部屋を最強にするアイテムを3つ紹介
皆さんは自分の部屋で集中をして勉強できていますか?
「いやぁ、勉強机はあるけど、実際家では勉強できないよねぇ」
塾で勉強することは良いことだと思います。
しかし、塾が休みだったり悪天候の日は自宅で勉強できないと、時間がもったいないです!
そんな問題を抱えている人を救うべく、今回は僕が実際に使っているアイテムで、さらに使いやすそうなものをAmazonで探しました。
成績を上げるなら、まずは自分の環境から変えていきましょう。
それではさっそく見ていきます。
1. ホワイトボード
ホワイトボードが役に立つ
数学や化学などの問題を解くとき、普通なら裏紙に書くでしょう。
理由として大きいのは裏紙なら持ち運べるし、どこでも手に入るということ。
もちろん家でも裏紙を使っているよという方に言いたい。
「ちょっと待ってください!」
家でも裏紙を使うことに反対している訳ではありません。
僕の勉強をする際の提案は以下の通りです。
「家では気持ちを切り替えるために、適度にホワイトボードを使ってみてください。」
シチュエーションの例としては2パターン
①暗記しているのに覚えられないキーワード
②理系っぽく問題を解いてみる
①暗記しているのに覚えられないキーワード
何度書いても覚えられないことってありませんか?
「これさっき見たばかりなのにまた忘れてるから、もう一度勉強し直そう。」
そんなことを延々と繰り返していたら、あなたの大切な時間が無くなってしまいます。
そんなときにおすすめなのが、このホワイトボードを使った暗記です。
人の脳は普段と違うことをすると脳が活性化します。
そのため、仮説ですが覚えられないことをホワイトボードに書けば、効果的に暗記ができるのではないかと僕は考えています。
僕は、物理化学の公式が覚えれないときなどに活用しています。
裏紙とは違って存在感があるので、机の上に置いておけば、忘れた頃に素早く確認ができます。
効率良く暗記しましょう!
②理系っぽく問題を解いてみる
「この前解いた数学の問題、また解いてみようかな」
そんなことを思って解き始めたけど、少し経つと「二回目に解く問題ってなんかやる気でないなぁ」と思うことありますよね。
間違えた問題を解き直すことは、学習を進めていくうえで必須ですが、役に立つと知っていてもモチベーションをあげることはかなり難しいです。
では、かっこよく勉強してみましょう!
ホワイトボードで計算をしてみると、まるで研究者になったようなそんな感覚になれます。一度試せばわかります。
周りでそんなことをやっている人なんていないので、優越感にも浸りながら、優雅に復習をして、テストに臨みましょう。
あなたは、今日から理系マンガの主人公です。
ホワイトボードで候補に挙げられるのは、
大きくて見栄えのいいタイプと、持ち運べる便利なタイプです。
大きいタイプのメリットとデメリット
メリットは、研究室にいるような感覚になれることです。
また、壁に立てかけておけば、何か思いついたことをすぐに書き込めます。
僕も大きいタイプのホワイトボードを使用しています。
デメリットは、大きいので場所を取るということです。
僕の家では、本棚の隙間に差し込んでいるのでほとんど気になりませんが、家の設計の都合上、邪魔に感じることもあると思います。
こちらはAmazonでベストセラー商品なので間違いないと思いますが、他にも気になる商品があれば調べてみてください。
持ち運べる便利なタイプのメリットとデメリット
メリットは家だけでなく、図書館やカフェでも気軽に書き込みができて便利という点です。
家で書き込んだことを、外で確認してさらに付け加えていくという作業をしたい方にはこのタイプが良いと思います。
また、机の上のちょっとしたスペースに置くことも可能なので、インテリアとしても機能します。
デメリットは、大きいタイプと比べて書き込める範囲が小さいので、新しいことを書く際にはすぐに消さなくてはいけません。
逆にこれは大きいタイプのメリットでもあります。
まとめると
・たくさん書き込んで、全体を見渡すなら大きいタイプ
・どこでも使いたいなら持ち運べるタイプ
もしも購入する際にはこのことを気を付けてください。
2. アレクサ
勉強は効率的に行いたい!
皆さんは人が集中できる時間の目安を知っていますか?
諸説ありますが、継続できるのは大体20~30分と言われています。
もし授業一回当たりの長さが90分だとすると、単純計算で3~4集中が途切れていることになります。驚きですね。。
もちろん、それ以上集中できる人もいるでしょうし、それ以下の人もいるでしょう。
大切なのは、自分の集中できる時間ごとに区切って勉強を進めることが、一番効率が良いということです。
しかし、時計では集中していると、どれくらい時間が経ったのかが分かりづらいというデメリットがあるわけです。
では、タイマーを使いましょうかという発想になるわけですが、要注意なことがあります。
スマホのタイマーを使わない
スマホに元々ついているタイマー機能はなるべく使わないでください!
理由としては、スマホのタイマーを使うと、タイマーをストップすると同時にスマホを使い始めてしまうからです。
とても意志の高い人は我慢できるのかもしれませんが、僕もスマホのタイマーを使うと、休憩中にスマホをいじってしまいます。
「でも、休憩なんだし何してもよくないですか?」
この疑問が生まれると思いますが、僕はスマホはダメだという意見を持っています。
なぜなら、スマホから得られる情報量が膨大であり、脳がさらに疲れてしまうからです。休憩どころか次の勉強のやる気まで削がれてしまうのです。
休憩は目をつぶったり歩いたりして、脳を使わないようにしましょう。
アレクサが登場
タイマーは別に購入してほしいのですが、おすすめのタイマーがあります。
ここで登場するのがアレクサです。
「アレクサ、タイマー30分にセットして。」
とお願いするだけで、後は勉強をするだけという優れものです。
キッチンタイマーは時間の設定がいちいち面倒だと思いますが、アレクサなら声で注文できるので、すぐに勉強に取り掛かれます。
もちろん、アレクサの用途としてはスピーカーが主だと思います。
集中したいときには、
「アレクサ、海の音開いて。」
などと注文すれば、スマホを使わずともリラックスしながら勉強ができます。
スキルも豊富
僕が特に好きなスキルは
・屋久島の森
・富士の朝
・ワイキキビーチの音
の3種類です。
これで気分転換しながら勉強をすることが可能です。
YouTubeにはないので、ぜひアレクサで試してみてください。
ちなみに、Bluetoothでつなげば、スマホの音楽を簡単にアレクサで流すこともできます。(音楽を選ぶ際にスマホをいじりすぎないように気を付けて)
少し高価ですが、値段以上のパフォーマンスを発揮してくれる優れものです。
3. アイスコーヒー
飲み物にも変化を与える
最後は飲み物です。
勉強に集中できないときにカフェに行くことがあると思います。
僕も気分転換に頻繁にカフェに行きます。
僕はカフェに行き過ぎてお金の消費が半端なかった時期があったくらい好きです。
そんな浪費をしながら勉強を続けていたある日、ふと天才的な考えが脳裏を過ぎりました。
「これ、家でも飲めたら最高じゃない?」
衝撃の安さ
さっそくアイスコーヒーの値段を調べると驚くべき事実が発覚!
なんと1L近く入っているペットボトルの価格が、140円以下という格安だったということが分かり、僕はドン引きしました。
カフェで提供されれるコーヒーの量の目安はレギュラーサイズで100mLくらいだと思います。これで値段は300円以上。ペットボトルは買うしかないという結論です。
皆さんも今日からおうちカフェを始めましょう。
アイスコーヒーを飲みながらやる勉強は、YouTubeを見てダラダラ過ごす日常よりも楽しいです。(もちろん、休憩も大切)
アイスコーヒーを飲む際の注意点
コーヒーにはカフェインが入っていることはご存じでしょう。
このカフェインはあなたの大切な睡眠を邪魔する可能性を秘めています。
当たり前ですが、夜に飲んで勉強はしないでください。
夜に頑張るくらいなら、その分朝に起きて頑張るほうが効率が良いからです。
おすすめの飲み方は、朝起きてご飯を食べてから、まず1時間(30min×2)ほど勉強をします。
その休憩中に氷を入れたコップにアイスコーヒーをたくさん注ぎ込んでください。
そして休憩終わりにアイスコーヒーを飲んでまた勉強を始める。
これすなわち、最高のモーニングルーティンの完成です。
最高の感覚をどうぞ
飲み物は重たいので輸送はアマゾンに頼んでしまいましょう。
何度も頼むのも面倒なので箱買いで良いと思います。
そこで節約したエネルギーは、勉強に回してください。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
今回は僕が実際に家で使っている最強アイテムを紹介しました。
もし役に立ちそうなものがあれば、ぜひ確認して試してみてください。
実際に使ってみると自宅での学習も苦ではなくなります。
最高の勉強スペースを、みなさんもぜひ整えてみてはいかがでしょうか?
【必見】難しい!英語の論文を理解するための簡単な方法(生物系は裏技あり)
「受験で英語を勉強したはずなのに、論文が全く読めない!」という悩みは誰もが通る道です。
論文が難しいという壁にぶつかる理由の一つは、これまで勉強してきた内容と論文の中身がかけ離れているからです。
逆に言うとコツをつかめば誰でもすらすらと読むことができます。
今回は裏技を交えながら、英語論文の読み方について紐解いていきます。
英語の論文を読むことは難しい
「先生から渡された論文を読んで、研究について学びたいのに、全然わからない!」
こんな悩みを抱えている人はかなり多いのではないでしょうか。
その割にどうやって読めばいいのか教えてくれないですよね?
僕は論文を一本読み切るのに、最初の頃は20時間くらいかけてました。1ページ大体2時間です。
もちろんこの時間をかけて読んでもきちんと理解できていたのかと聞かれるとそうでもないです。
英語が得意でも読めるとは限らない
今思うと「すごい頑張ったなぁ」と他人事のように思いますが、その当時は死ぬほど萎えてました。
なぜなら、自分の英語力には自信があったからです。(センター試験では190点くらい)
それなのになぜ英語が読めないのだろうかと疑問に思いながら、淡々と耐え忍んですごしていました。結局読み方が分からなくても読むしかないからです。
ただ、あの時は暗闇の中を歩いているような感覚でした。
先生は読んでいればそのうち慣れると言っていましたが、僕としては「逆に慣れなかったら困るわ」と心の中で突っ込んでいました。
「具体的にはどれくらいでスラスラ読めるようになるの?」と皆さんも思っているでしょう。
それではその気になる答えを開示したいと思います。
個人差はありますが、僕の経験では5~7本目あたりで突然ブーストがかかりました。
「え?そんな時間ないし早く読めるようにならないと困るんですけど。」
大丈夫です。ここからがこのブログの本編です。
今回は手っ取り早く論文の内容を把握する方法と、効率的な学習法を後半でお伝えします。
論文が読めない理由
- そもそも内容が難しい
- 外国人は文章長くしがちなので複雑
- 英文法を忘れてしまっている
①、②は皆さんも理解していると思います。このブログを読んだ特典として持って帰ってもらいたいことは③です。これは最後の章でお伝えします。
まずは裏技(生物系)について見ていきましょう。
時短で理解する裏技
道のりが険しいなら、登ることを延期しよう
この長い道のりを見て、「よし日が暮れないうちに歩こう。」という提案はしないと思います。
思ってもしないでください。遭難して瀕死状態になります。出来なそうなときは無理やりでも別の方法を探すしかないです。
特に、授業や研究で忙しくて、文献発表に間に合わないというとき
もちろん、きちんと読むことが一番大切なのは言うまでもありません。
問題なのは、期限が設定されていることです。
もう時間が無いというときや、読んだのに全然頭で理解できなかったときに、裏技発動です。
まずは論文の構成を理解
雑誌によって違いますが、大きく分けると
1.要約 2.イントロダクション 3.方法 4.本文 5.ディスカッション
の5部構成だと思います。
1.要約
まず論文の最初にはその論文で何をしたのかというまとめが存在します。実際にどんなことをやって、こんなことが分かりましたという話です。
それならば、まとまっているここを重点的に読めばいいじゃないの?という話になるわけですが、そういうことにならないのが現実の厳しいところです。
その理由は、要約は少ない字数に収める必要があるからです。
一文ずつがとても長く読むことが難しい割に、得られる情報は雀の涙です。
要約はその分野に精通している人達であれば、簡単に内容が得られるため、論文の仕分けに利用できますが、まずは放置です。
研究室に配属されて僅かの人間にそんな超人技はこなせないので気にしなくて大丈夫です。
2.イントロダクション
イントロダクションはその研究を行った背景が書かれています。
- これまでの問題としてどんなことがあったのか
- その問題を踏まえてどんな研究を行ったのか
この部分は特に知識があまりない初心者にとっては必須の内容です。
慣れてくれば飛ばし読みをしてもよいですが、最初は丁寧に読み進めていきましょう。
3.方法
方法には、実際にどんな作業をして結果を導いたのかが詳しく書かれています。
具体的にはどんな細胞やキットを使ったのかといったことです。
図を読んでいてどうやったのだろうということが疑問に思うこともありますが、最初の方は飛ばしても構わないと思います。
どうしても必要な時だけ読みましょう。
4.本文(裏技アリ)
ここがお城の本丸です。論文の中心の内容であり、他と比べてかなり量が多いのが特徴です。
ここをどれだけ理解できるかで、その論文を理解できるかが決まります。
重要なのに時間が一番かかる。
困ったときの裏技として伝授するのは、
「図の説明文のたった3~5行の文章に集中して読む」
もちろんこの情報量では不十分であることは間違いないですが、まずはこれを意識してください。
裏技の手順
説明文の最初に太文字の文章があることを確認してください。この文章は筆者が何故この実験をしたか、もしくはこの実験から分かることを伝えています。
これを意識して、それ以降の文章を読んでください。
次に図ごとに文章があると思います。それを図と照らし合わせてどんなことが分かるかを考えてください。
全然分からないときは、本文の内容も少し確認してください。
(Fig3 A)というように文章の語尾にあるので、そこから少し戻って読めば理解できると思います。
これで終了です。
ここから時間の許す限り、本文を読むことに全力を注ぎましょう。
なぜ、この方法が時短技になるのか?
図の内容が論文のすべてと言っても過言ではありません。
これまでの長い文章すべては、結果の図を伝えるための修飾部分です。
つまり、ここを先に読んでおくことで、修飾部分の内容が頭の中に格段に速いスピードで入ってくるという仕組みなのです。
5.ディスカッション
ここでは、まとめや筆者の考えが書いてあります。
結果において予想とは違った点の解釈や今後の展望などです。
図を読んでみてよくわからないときはこのパートに目を通してみても良いと思います。
大急ぎで読む手順のまとめ(重要)
イントロダクション→図の説明→本文(要約、ディスカッションはスキップ)
裏技は諸刃の剣→真の極意は最短英語学習
真の極意とは
裏技を理解していただいたところで、最後の重要なパートに移ります。
最大の疑問
→「ずるをしないで普通に論文が読めるようになるためには、どんなことをすればいいの?」
これを握るカギが文法学習です。
そんなことかと思った皆さん、待ってください!なんでいきなり塾の先生のようなことを言うのか詳しく説明します。
長い文章を読んでいると、文章の最初の方で何を言っていたのか忘れ、再び同じ文章を読むという作業を繰り返した経験は無いですか?
そうなる理由が文法の知識不足であると僕は考えています。
なぜ文法を勉強し直す必要があるのか?
僕の体験談ですが、論文が読めなくて困っていた最初の頃たくさんの文章を読めばそのうち慣れて早く読めるようになると考えていました。
そのため、ただひたすら文章を読む修行をしていましたが、一向に速度は上がらず、論文の内容に対する疑問だけが増えてく日々でした。
しかし、英語の勉強をしようという気にはなりませんでした。
なぜなら、「大学受験の時にたくさん勉強したし、今もTOEICの勉強しているから必要ない」と思っていたからです。
その勉強法をやめたのは3本ほど読み終わったころでした。
複雑な文章や苦手な文法表現が、自分が読むことのできていない部分であるということに気が付いたからです。
今思うと、英語はできるという自信のせいで、きちんと現実に向き合えていなかったのだと思います。
その冬から、TOEICの単語だけでなく、新しく文法についても学びました。
そして春ごろに急に読む速度が伸びたというわけです。
目安で言うと、これまで2週間以上かけて読んでいたものを、空き時間を使って2~3日ほどで理解できるようになった感じです。
先生方はもっと速度が速い人がたくさんいますが、僕にとってこれはめちゃくちゃ大きな成果でした。
このブログでもっとも伝えたいことは
「英語の勉強のし過ぎというのは無い!」
ということです。
もう一度勉強を始めてみましょう!
文法の勉強方法は簡単です。
家にある高校で使っていた文法書をそのまま使ってください。
初めから目を通すと受験期に覚えたはずの知識が恐ろしいほど抜け出していることに気が付くはずです。
自分の使っていた文法書が微妙だという方はこちらをおすすめするので、良かったらみてみてください。
おすすめの文法書
おすすめの単語帳
単語が苦手な方は、専門用語を覚える前に基本的な単語は覚えてください。
まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございます。
今回は、論文を読む手順に加えて裏技を紹介しました。
文法の知識を蓄えるという簡単な答えは意外だったでしょうか?英語能力は自分が思うほど高くないってことですね。文法書が家に無いのなら、ケチらずに買ってください。
千円ちょっとで論文が読めるようになるので、投資した額は一瞬で元が取れます。
みなさんが論文を楽しく読めるようになることを、心から願っております。
なぜ、勉強はつまらないのか?嫌いになる理由と解決法5選
この記事を読んでくださっている方で、勉強が好きな人はほとんどいないでしょう。
僕も昔はその一人でした。
授業の時間が気が遠くなるほど長く感じ、終わるとすぐに家に帰ってゲームをする少年でした。
だからこそ、勉強が元々好きだった人には分からない、辛さや苦労を知っています。
このブログでは、これまでの経験から勉強を嫌いにしている原因について探っていきます。
これを読んでくださった方が少しでも勉強を好きになってくれたら嬉しいです。
なぜ勉強がつまらなくなるのか?
1. 良い点数が取れなくて、すぐ親に怒られる
「テストが終わるたびに親に叱られるから、うんざりします。」
この気持ちわかります。僕も昔は死ぬほどテストの点数が低かったです。
実は昔、漢字の50問テストで再々再々再々試験を受けたことがあります。クラスでそんなことをしていたのはもちろん僕だけで、先生も合格させることを諦めましたが、親にはめちゃくちゃ怒られました。
親が怒ることは確かに理解できます。なぜなら、勉強をすれば点数は上がるからです。それをしないでゲームをしていたのですから当然です。
しかし、こちらにも事情はあります。
それは、怒られるからこっちのやる気が無くなっているということです。
テストに合格しても何も言わないくせに、悪い時だけ言ってくるのはフェアではないですよね?
こういう環境のせいで嫌いになっている人は、学校の補修や褒めてくれる系の塾に行ってどんどん褒めてもらいましょう。
間違えても怒られない環境で戦うのです。
また、塾に行くお金がない人は自分で自分をほめる訓練をしましょう。
今は何を言っているのか分からないと思いますが、騙されたと思って行動してみてください。
2. ゲームが楽しいから興味が湧かない
「ゲームははっきり言って学習の邪魔ですし、将来何の役にも立ちません。」
正論で戦ってくる人よくいますけど、そんなこと言っても何の解決にもならないですよね?
勉強好きの人にこんなことを言われたところで、勉強しようなんて思いません。はっきり言ってゲームはめちゃくちゃ楽しい遊び道具です。あれに勝てる勉強なんてこの世に存在するのでしょうか?
もちろん、問題を解決しないで、ずっとこのままでいれば、せっかくこのブログを読みに来てくれた人たちが、損をしてしまいます。
ここで僕に一つ提案をさせていただきたいです。
「だったらゲームを勉強に取り入れたらよくないですか?」
僕もこれまでゲーム要素を取り入れつつ勉強をしてきました。
結論:効果ばつぐん
アプリを取り敢えず入れておけば、気が向いたときに、すぐに取り掛かれます。
電車でアプリを使って勉強するのもお勧めです。
メモリをそれほど消費するわけでもないので、入れて損はないと思います。
3. 長時間座っていることが嫌い
「椅子に長時間座ってたら、おしりが砕けちゃうね。」
そんな注意を画像の少年がしてくれていますが、本当にその通りです。
椅子が苦痛だけど座らないといけないという方にはこちらの最強のクッションをどうぞ
もしかすると、じっとしていることが辛いから、勉強が好きじゃないのかもしれません。
座りっぱなしは体にもよくありませんし、運動したいですよね?
そんな皆さんを救う一言
「運動しながらそのまま暗記をしてみてください」
はぁ?という気持ちかもしれませんが、不満を抑えて、少しでいいので聞いてください。
(運動というのは、マラソンや短距離走のようなことを言っているのではありません。ましてや球技はもってのほかです。
ふりではありませんので絶対にやらないでください。絶対に)
勉強&運動プランは以下の2つです。
- 部屋中を歩きながら暗記:効果抜群(4倍)
- 立ちながら暗記:効果抜群(1.5倍)
数値は、運動と勉強をトータルで考えた場合の目安です。
おすすめはもちろんプラン①の歩き回るほうです。
理由としては、僕が実際にやってみて単純に効果があったからです。
個人差はあると思いますが、するすると脳に入っていく感じを体験してください。
方法としては、重い参考書や教科書は手が疲れてしまうので、その日に覚えたいことを紙に適当に書きだし、それを高速で暗記してください。
もちろん部屋が狭かったり、家族に見られるのが恥ずかしい人もいるでしょう。
そういう人はプラン②をやってみてください。
自分の目線に教科書を置ける場所を作ると効率もよく、(1.5→3倍)になります。
台が欲しい方は買ってみてください。
実は、立って仕事をすると、座って仕事をするよりも効率がよいというのは、よく言われることでして、それ専用の机が存在するほどなのです。
これを使って勉強をすれば、効率が上がることは間違いないでしょう。
Amazonのベストセラー商品なので間違いないと思います。高さが簡単に調節できるので、自分の気分に合わせて変化させてみてください。
少しでも 安い方が良いという方はこちらが良いと思います↓
DEVAISE スタンディングデスク スタンドデスク 立ち机 立ちデスク 高さ990*幅900*奥行450mm 便利なタップ収納付き きれいな配線の流れ ホワイト ORASZ608WH
ただ歩き回るだけを運動というのか?という疑問は、文章で読んでいるから思うことです。
嘘だと思うなら実際にやってみてください。座っているときと全然違うことが分かるはずです。勉強を終えた後は、運動も終えたようなスッキリとした感覚を味わうことができます。
4. すぐに気が散ってしまう(やりたいことがたくさんある)
「あれもやりたい、これもやりたい。けど、勉強のせいで自由に行動できない。」
勉強を恨んでしまう気持ちお察しします。
なんでやりたいことを我慢してまで、勉強にまじめに取り組まなきゃいけないんだろうと、そういうことですよね?
では、この悩みの結論をお伝えしましょう。
「やりたいことは全部やってください。」
あなたの将来の夢はなんですか?
やりたいことはなんですか?
これがはっきりと決まっていて、道しるべもあるなら、その道に沿って歩けばよいです。しかし、そんなにはっきりと決まっている人なんているのでしょうか?
大体夢を聞いてみると、理由は何となくだったり、収入が安定しているからという漠然としたものしかありません。
この漠然とした夢にだけ全力を注ぐ必要はないです。
あなたの本当にやりたいこと→例えばスポーツやプログラミンングなど
「本当はやりたいけど、全然才能ないしこういうのって子どものときからやるやつでしょ?」
そんなことはないです。本気を出せば何にだって挑戦できる世の中です。チャンスは自分でつかみとるものです。
「やったことがないから、諦めます。」
この言葉でどれだけの人間がチャンスを捨てたことか
スポーツであれば、コーチやフィジカルトレーナー、器具の開発などの道もあります。
これなら、別にスポーツしてなくてもいいじゃないかと感じるかもしれません。
しかし、自分も関りを持ち、困難を知っているからこそ、他人を助けることができるのです。
プログラミングであれば、スクールに通うだけで就職レベルまで到達します。
お金がない人は、アプリやサイトで勉強を始めましょう。
自分の好きな分野で仕事ができるなら、それはとても幸せなことですし、毎日が楽しくなるはずです。
もう一度言いますが、やりたいことがあるならやってください。
興味があるならどんどん挑戦してください。
5. そもそも楽しめる要素が無い
「あれなんで急に魚なの?」
そう思った方、最後まで読んでくれてありがとうございます。
僕は薬学部で勉強をしています。
理由を簡単にまとめると、
「新薬を開発して患者を救いたかったから。」
です。
そうして4年間死ぬほど大変で、一般的に想像される大学生とは程遠い人生を歩んでいるわけですが、
「本当は水族館の飼育員さんになりたかった!」
僕は自分で言うのもなんですが、成績がめちゃくちゃ良いので、周りの人たちにこんなことを言ったら、気絶するくらい驚かれると思います。
なぜなら、成績がよい人間は勉強がすごい好きで、ずっとこの勉強をした簡単だろうという先入観があるからです。
一応言っておくと、薬学は好きです。
でも、それ以上に魚が好きです。
なので、決めました。
「僕は魚の勉強をしようと。」
今更意味ないよと言われると、その通りです。
しかし、好きなことというのは勉強するのがとても楽しいです。
役に立たなくても、知識というのがどんどん頭の中に入っていきます。
ちなみに僕が買っているシリーズはこちらですが、本当に趣味なので魚の好きな方だけ見てください。
察しの良い方は分かったかもしれませんが、最後の解決法は
「好きなことをとことん勉強する!」
将来的に役に立たないことでもいいです。動物でも、宇宙でも、乗り物でも好きなことを勉強してください。
そして、ときどき自分の知識を確かめてみてください。
たくさんの知識が定着しているという事実はあなたの財産であり、自信にもなります。
これが、もしかすると勉強が好きになる一番の近道かもしれません。
あなたの好きなことはなんですか?
【重要】実は間違っている!止めた方が良い勉強法3選
勉強しているのに点数が上がらないと悩んでいるそこのあなた!
勉強ができないのはあなたのせいではないかもしれません。この記事ではあなたがテスト勉強で陥りがちな間違いについて解説します。
たくさん書いて暗記している人、教科書を丸暗記しようとしている人は、一度手を止めて振り返ると、今まで時間を無駄にしていたことに気が付くはずです。
これまで信じてきたメジャーな勉強法が自分にとって最適な方法なのか、この記事を読みながら確認してみてください。
やめたほうがいい勉強法三選
1.とにかく書いて覚える
「たくさん書いて覚えよう」という合言葉
よく聞く勉強法だと思いますが、僕はあまりお勧めしないです。
この理由として大きいのは、覚えることではなく、書くことが目的となってしまうからです。
あなたの周りにも
「今日は○○についてこんなに書いて覚えた」
という人が少なからずいるのではないでしょうか?
この人達はどれくらい覚えたのかではなく、どれだけ書いたのかで満足しています。
僕も昔は大量手書き族の一員でした。
手が痛くなるほど自分でも覚えた気になり、安心するというサイクルが生まれていくうちに、このサイクルから抜け出せなくなり、高校でつまづくまで続けました。
そしてこの方法を続けて出た結論は
「暗記は自分には合わないから、理系に行こう」
という間違ったものでした。
なぜ、この極端な発想に至ったのかは、次の見出しで説明します。
僕の経験上、暗記が苦手な理由の大半は暗記の仕方が間違っているだけで、その人の能力が低いからではないと思っています。
暗記が苦手で理系を選んだ僕は、高校の三年間、書くだけの意味のない勉強法を活用することにより、暗記科目はかなり低い点数を取っていました。
今思うと、手書き暗記を早い段階でやめていれば、もっと自分の人生の選択肢も広がったのかもしれないです。
数学に苦労する日々
高校では文系か理系を選択するという人生のターニングポイントがあります。その選択をするうえで、数学や化学、物理などが苦手な人は文系ということは常識でした。
「それなら、彼らとは逆に暗記が苦手な僕は理系に進めばいいんだ」
という間違った考えにたどり着いてしまっていたのです。この修羅の道に、数学で結局つまづき、受験に失敗した友達もかなりいました。
文転(ぶんてん)という言葉をよく聞きますが、理系科目の伸びが悪く、結局文系で頑張るという人は多いです。
しかし、僕の頭は暗記は苦手であるという言葉に縛られており、数学は難しいけど文転なんてしないぞとと思っていました。
理系に進み薬学部に入学できたことは結果としてかなり自分にとってプラスになったと思います。
しかし、変に物理学科や応用化学学科などを選んでいたら、計算に苦労してまた違う人生だっただろうなぁと思っています。
突然訪れる手書き族卒業の転機
薬学部に入ってすぐの頃には、暗記は苦手ですという友達が多かった印象でした。
「そもそも理系なんてそんなものでしょ」
という雰囲気があったのがいまでは懐かしいです。
暗記が苦手なのは自分だけじゃないんだ!という仲間意識が芽生え、安心しました。
なぜこのような意識が生まれたのか?
あくまで仮説ですが、薬学部の志望のほとんどは、化学が得意で大学に入学するからだと思います。化学は暗記することもありますが、生物ほどではなく、暗記の得意な文系もいないため、このようになるのでしょう。
しかし、この暗記できない人間の楽園が崩壊したのは、入学して間もなく前期試験の直前でした。
「とんでもない学部に来てしまった」
と騒然した空気になったことはいまでも覚えています。
薬学部入学後、最初の難関と呼ばれる科目
「その科目の名を薬用植物学」
とても体に優しそうなイメージをもつこの科目が地獄の暗記の前菜だったと思います。
のちに、この薬用植物学は全く簡単な科目であり、この10倍以上も大変な科目にいくつも出会うことになりますが、そんなことを知る由もありません。
この科目はこれまで聞いたこともないような植物の成分・効能・ラテン名などを修行のように暗記するという内容です。
授業を受けながら、薄々気づいていましたが、とにかく薬学部はどの科目も暗記が多い。このテストを皮切りに、地獄のような暗記生活が待ち受けていました。
その一方で、暗記に対する考え方も180°変化しました。
半強制的に勉強法が変化し、今ではすっかり暗記は得意になりました。
暗記の方法を変えなくてはいけない状況に無理やり放り出された僕は、手書き暗記をやめ、ネットに書いてある勉強サイトをひたすら読んでは暗記を繰り返しました。
暗記の方法についてはこちらの記事をどうぞ。
もちろん計算など書く必要のある科目もありますが、暗記は手が痛くなるだけです。
ほかに何の収穫もないので今すぐにやめましょう。
2.教科書を隅から隅まで読んで対策
「勉強が上手くいかないのは、自分の知識と努力が足りないせいだ」
そう考えて、教科書を隅から隅まで読んで最終的に挫折した人はも多くいるのではないでしょうか。
もちろん、極論を言ってしまえば、教科書をすべて覚えた人間は少なくとも暗記科目のテストでは100点を取ることができるでしょう。
しかし、冷静になって考えてみてください。果たして、あなたにそんなことをする時間がテストまでに用意されているでしょうか。答えはノーです。
高校生なら定期試験対策の勉強はせいぜい3週間で終わらせるものです。入試に関しては1年間用意されているものの、文化祭や体育祭をこなしつつ、受験科目をすべて勉強する必要があります。
薬学部は、一度のテストで大量のレジュメの暗記が待ち受けていることから、時間がないということは考えなくても分かるでしょう。
では、時間がないと知っている人間がなぜ丸暗記をして自爆してしまうのでしょうか?
教科書の丸暗記は努力家がはまりがちな落とし穴の一つ
例えば、塾の先生の熱い激励に触発され、
「今日から死ぬほど勉強するぞ!」
という意識になったとします。
「これまでの自分がテストで点数が取れなかったのは、スマホをいじってしまい、集中が続かなかったからだ」
という的確な推理をして出てくる答えは、ちゃんと勉強しようという当たり前な内容です。
このちゃんとした勉強という概念が間違っているから点数が伸びないのです。
ただ、長時間勉強したからといって点数が上がると勘違いをしてはいけません。
闇雲に勉強をしたところで、良い成績は取れないです。
ぶ厚い問題集にも注意!
僕は成績が伸びない時期を何度も経験しました。数学ができないときは、チャート式の問題を全部やろうとしてわざわざ表を作って勉強していました。
チャート式の問題を解いたことがある方はわかると思いますが、数学が苦手な人間がすらすらと全問解けるような問題集ではありません。
結局、問題は1/4ほどしか解かずに受験は終了しました。もちろん数学は得意にはなりませんでした。
むしろ、数学にあきらめを感じたほどです。
完璧主義という沼は、ときに人を奮い立たせ、良いものを生み出すこともあるでしょう。
しかし、勉強においては、あまり役に立つことはないです。
必要なとこは頑張り、それほど重要でないなら手を抜くという調節ができる人がいい点数を取れます。
数学でお勧めの参考書
数学2+Bや3もあるのでぜひ確認してみてください
3.過去問を極める(大学生は注意)
大学生の救世主!過去問
それでは手を抜けるとこは抜いていきましょうとなるわけですが、
過去問の扱いには要注意してください。
過去問の間違った使い方を継続していると、気が付かない間に留年する可能性があるからです。
「でも、毎年同じ問題ばかり出してくるから、まじめにやっても時間の無駄じゃん」
過去問で勉強をしたことがある人は、一度はこう思うでしょう。
これが落とし穴です。
文系がどうなのかは知りませんが、理系は積み重ねていく学問です。下級生で習ったことを利用して新しいことを学習していく仕組みになっているです。
つまり、ゆるゆるの土台を作って、その上にビルを建てようとしているのと同じです。
ここで小話を一つ
物理化学という科目が薬学部にはあるのですが、その担当の先生がとても優しい方でした。過去問の数字まで同じということから、過去問がキラーコンテンツとして無双していました。
しかし、過去問時代は僕たちの代で終わりを告げたのです。
テスト前に友達4人で教室に向かっているときに、後ろの担当科目の教授がいるにも関わらず、
「ボンベって出てきたら絶対正だから。」
と大きな声で友達の一人が言ってしまったのです。
その隣を悲しげな顔で通り過ぎていく様はとてもシュールでした。
ちなみにボンベは正でした。
その次の年に問題が丸ごと変わったことは言うまでもありません。
積み重ねが必要
薬学部でいうと、一年生のときに生理学や解剖学、有機化学などを学び、その知識を生かして薬理学を学ぶという道順です。
薬理学や薬物治療学は積み上げの科目なので、それを三週間で終わらせるということは無理でしょう。
ただ、だからといって過去問だけで戦うというような真似はしないでください。
リスクもあり、時間の無駄でもある行為です。
もう、手遅れのとこまで来てしまった人は、これまでの総復習をしながらプラスαの気持ちで学べる教材を使用しましょう。
これは周りの人には教えないほうがいいです。
僕も秘密で使っていますが、めちゃくちゃ勉強しやすいです。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
皆さんの勉強法は当てはまっていましたか?
薬学部は大変なので頑張ってください。
勉強に困っている人には「薬がみえる」についてはぜひ試してもらいたいです。
少しでもみなさんの勉強の役に立てると嬉しいです。